【こむら返り】足がつる

2018.09.17 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【こむら返り】です。
運動中またはその後、夜寝ている際に主にふくらはぎが痙攣(けいれん)して痛いこむらがえり。こむらがえりとは、ふくらはぎの一部の筋肉が勝手に収縮し、それが筋肉全体に広がり、さらに収縮し続ける状態をいいます。では、何故この様な事が起きるのかといいますと、通常、まず筋肉が収縮すると、周りの皮膚や感覚神経のセンサーが脳に送られ、そこであとどれだけ運動を続けるかなどの指令を筋肉に送ります。それで人間の体は動く訳ですが、そのコントロールが上手くいかなくなると、こむらがえりが発生します。体内の水分や電解質(カルシウムやマグネシウムなど)が少なくなると、神経や筋肉が刺激を受け易くなるので運動時や疲労が強い時に発生しやすくなるのです。

また、温度の低い場所では感覚が低下する為、筋肉の収縮を抑える働きが鈍くなり、その結果こむらがえりが起こるといわれています。もし、こむらがえりを起こしてしまった場合は、膝を伸展(伸ばす)、足首を背屈(上に反らす)させ、ふくらはぎをゆっくり伸ばして下さい。ふくらはぎのストレッチで筋肉は弛緩します。予防法としては、ミネラルを含んだ飲料水の補給、筋肉の柔軟性をつける(ストレッチをする)などです。

かみつま接骨院 中山

【オスグット】膝の成長痛

2018.09.13 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【オスグットシュラッター病】です。
オスグットという病名を聞いたことは多々あると思いますが、どのような原因から起こるのかわかりにくいと思います。
オスグットと言うのは脛骨粗面(膝下の隆起している骨の部分)が引き剥がされて起こる損傷のことを言います。原因の一つとして柔軟性が少ない事が挙げられます。大腿四頭筋という筋肉がかたく、引っ張る力によって負荷が掛かって症状が出ます。大腿四頭筋とは主に膝を伸ばす時に使う筋肉で脛骨粗面という膝の骨に付いています。

この損傷の特徴は思春期のお子さんに多く、その中でもバスケットボールやバレーボールのような跳躍競技をやっている人に好発するとされていますが、身体がかたい子にも多い印象があります。

症状は、脛骨粗面の異常な隆起、圧痛、運動痛を主訴とし、施術法は使いすぎを避けることや大腿四頭筋やハムストリングスのストレッチなどのケアをしっかり行うことです。

かみつま接骨院 中山

【肘内障】幼児の肘の脱臼

2018.09.10 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【肘内障】です。
肘内障とは、小さいお子さんの肘が脱臼した事を言います。
肘が脱臼といっても、骨が外れている状態ではなく肘関節を形成している骨から靭帯が外れている症状です。
前腕(肘から手首までの部分)には、橈骨と尺骨という2本の骨があり、肘関節でその橈骨の動きを輪状靭帯という靭帯で支えており、手のひらを返す運動の際、橈骨が外れないようにしています。
肘内障は特に2歳から就学前の子供に多くみられますが、この頃の子供の橈骨は、大人と比べるとまだ未発達な為、強く引っ張られたり、転んだりした時に橈骨の先端が先ほどの輪状靭帯から少し外れる状態になり、そうなると、子供は痛みのために手や肘を動かす事も手を上げる事も出来なくなります。

強く手を引いた後に手を使わなくなった時は、まず肘内障を疑って良いと思います。しかし発生機序によっては骨折をしている可能性もあります。どちらの怪我でもすぐ判断がつきますし肘内障であれば整復をするとすぐに手を使い始めます。また、一度肘内障を起こした肘は再度抜ける事が多いので手を引っ張る時は、なるべく肘より上の上腕部分を握って手を引いてあげてください。

かみつま接骨院 中山

【かかとの痛み】足底腱膜炎

2018.09.06 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【足底腱膜炎】です。
足底腱膜炎とは足を地面に着く際にかかと付近に痛みが出る症状です。
原因としては色々ありますが、多い原因としては着床時の過剰刺激があげられます。
部活動をやっている学生などはジャンプやランニングなどの運動刺激だったり、大人でも長時間の立ち仕事など踵(かかと)に負担が過度にかかることによって炎症を起こして痛みを誘発します。
また、踵骨棘(しょうこつきょく)と言う、踵の骨自体に小さな骨が形成されることによっても痛みを生じます。
アイシングやストレッチや足底板など施術法はありますが、常に体重がのって痛みが強い事が多いため、早めの受診をオススメ致します!

かみつま接骨院 中山

【外反母趾】

2018.09.03 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【外反母趾】です。
外反母趾はヒールを履く女性に多いイメージだと思いますが、今は学生さんなどにも多くみられるものです。
症状としては足の親指が外側(小指側)に曲がってしまうものです。
歩行時に激痛を伴うものや、痛みのない変形だけのものとさまざまなものがあります。
原因としては、普段の履き物や扁平足などがあげられます。
一般的に中足骨(足の甲の骨)の角度が20°を超えたものは外反母趾と診断されます。
30°を超えるものは手術適応といわれています。
施術法としては、足底板を使用したりテーピングや運動療法などがありますので、気になる方はお気軽に来院した下さい!

かみつま接骨院 中山

【五十肩・四十肩】肩関節周囲炎

2018.08.30 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【五十肩・四十肩】です。
五十肩・四十肩は総称の事で、医学的には【肩関節周囲炎】といわれています。
肩関節は股関節と同じく、可動範囲が広い関節です。
その為、多方向から筋肉や靭帯が支えて動きをサポートしています。
肩の中でも腱板といわれる筋肉達が肩関節を支える重要な役割を担っています。
加齢による退行変性によって、筋肉が衰え肩関節に負担がかかり、症状を発症する事が五十代・四十代に多いので【五十肩・四十肩】と言われています。
症状の特徴としては、痛みによる可動域制限や夜間痛などがあります。
痛みが強い時に無理はできませんが、ある程度痛みが落ち着いた時期をみて、リハビリをしていかないと肩関節が固まって動かなくなってしまうことにもなりますので症状がみられる方は、早目の受診をオススメ致します!

かみつま接骨院 中山

【足関節捻挫】

2018.08.27 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【足関節捻挫】です。
足関節捻挫は部活動をしている学生さんなど
比較的多くみられる外傷です。
スポーツに限らず、日常生活の中でも階段の踏み外しなど、どの方でも起こりうるものです。
足関節捻挫でもいくつか種類があります。
一般的に多いのは内反捻挫といわれるもので、程度によって予後が大きく変わってきます。
腫れや内出血がないからと、捻挫の症状を軽くみると
足関節の可動域が低下して捻挫を繰り返してしまうなどの後遺症を残してしまいますので、
軽い捻挫だと甘くみないで、しっかり施術をして治していきましょう!

かみつま接骨院 中山

【変形性膝関節症】

2018.08.23 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【変形性膝関節症】です。
膝の関節も年齢を重ねていくと、筋肉の衰えや
骨の変形などが起こり痛みが出やすい関節の一つです。
主な原因としては加齢により、大腿四頭筋といわれる太ももの筋肉の弱体化、半月板などの軟部組織の変性などが主な原因となります。
症状としては、歩行時痛や可動域制限(正座ができない)、関節水腫(膝に水が溜まる)などがあります。
予防としては、関節を支えてくれる筋肉を強化する事が必要となります。
歩き始めに痛みを伴うなど、症状がみられる場合は一度ご相談下さい!

膝に溜まる水は、ぬくとクセになる!ちまたで言われている このお話しは、また次回!

かみつま接骨院 中山

【変形性股関節症】

2018.08.20 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【変形性股関節症】です。
変形性股関節症とは、股関節を形成する骨変形の症状を指します。
原因としては大きく二つに分類されます。
まず一つは関節を支持する筋肉や靭帯の支持力の低下など、加齢に伴って起こる関節の変形や破壊がみられるものを一次性関節症といいます。
二次性関節症の多くは、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全などの先天性の疾患が原因となって起こるものです。
症状は、股関節を中心とした痛みが多くみられ、痛みによって関節の動きが制限され、症状が進行すると運動制限(あぐらがかけない、靴下が履けないなど)がみられます。
症状の段階にもよりますが、初期症状の場合は筋力強化訓練や可動域訓練などリハビリの保存療法で症状が緩解することも可能ですが、重度の関節変形がある場合は人工関節置換術など手術の適応となる場合もありますので、痛みがある場合は早急にご相談下さい。

かみつま接骨院 中山

【ギックリ腰】急性腰痛

2018.08.16 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【ギックリ腰】です。

腰痛は我々人類にとって重力に抗して二本足で立っている以上切っても切れない関係だと思います。
皆さんも、今までに腰痛を経験された事があるのではないですか?

ギックリ腰は重い物を持ち上げたり、くしゃみをした時など、不意に力が入った時に痛みが出ます。

原因は色々ありますが、最も多いとされるのは(筋・筋膜性腰痛)筋肉の炎症による腰痛が多いです。

症状が強いと、歩行も困難になってしまいます。
症状が強い時は、まず安静にしてアイシングをします。
必要な場合は、コルセットやテーピングをします。

激痛の場合でも、時間経過と共に症状は緩解しますが早めの施術で、早期回復が望ましいので症状が
出た場合はご連絡下さい!

かみつま接骨院 中山