Blog記事一覧 > 2018 11月の記事一覧
本日のテーマは【インピンジメント症候群】です。
インピンジメントとは、「衝突」という意味で、その名のとおり肩峰(肩の突出した部分)と上腕骨との間にある筋、腱、軟部組織が上肢(腕)の繰り返しの使用などにより発症するものです。肩の筋肉によっては狭い間を通って上腕骨に付着しています。その特に狭い部分が肩峰と上腕骨との間で、そこで損傷しやすい筋肉が棘上筋という筋です。その他、軟部組織では滑液包という衝突の際クッションの役をしているものが損傷しやすいとされています。これらを損傷した時に出てくる特徴的な症状が、Painful arc sign(ペインフルアークサイン)と言い上肢を上げ下げする途中に出る痛みです。これは、上げ下げする最中に損傷・炎症を起こした部分が肩峰と上腕骨の間に挟まれて起こる痛みです。痛いままで放っておくと、だんだん動かさなくなり、動かさないままでいると後々肩関節周囲炎(いわゆる四十肩、五十肩)に移行してくることもあります。そうなると、治るまでに時間がかかってしまいます。痛み、違和感などが生じたら早いうちにご相談ください!
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【肘部管症候群】です。
肘部管症候群とは、肘の後ろ(肘頭の内側)を走る尺骨神経という神経が何らかの影響によって障害(圧迫など)されてしまう疾患です。症状としては薬指、小指、前腕が痺れる、物を摘む時力が入りにくい、ボタンが掛けにくい、などがみられます。
原因は骨折をした後の後遺症(外反肘、内反肘など)、変形性関節症、手の使い過ぎなどが挙げられます。
手指先の感覚が鈍い。手先が痺れて嫌な感じがする。肘を曲げると痺れが出る、又は増強する。など気になる症状がある場合は一度ご相談ください!
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【腓骨筋腱炎】です。
腓骨筋とはふくらはぎの一番外側にある筋肉で、腓骨筋腱とは外くるぶしの上方から後方を通過し足の平に付着します。腓骨筋腱は腱自体が外れないようにする為、外くるぶしの後面にはトンネル(骨に溝が存在)のようなものがあり、そのトンネルを腱が通過しています。
腓骨筋腱炎はランニングや水泳の立ち泳ぎなど足首を使い過ぎると、腓骨筋腱がトンネルと摩擦を起こす原因となります。その摩擦が繰り返し行われる事により、腓骨筋腱自体に炎症が起きて痛みへと繋がります。
外くるぶし周辺に痛みを感じたら練習を中止し、患部を冷やし痛みが落ち着くまで安静にして下さい。使い過ぎ(over use)による痛みなので、患部外のトレーニングなども行い、治していきます!
上記のような症状がある場合は一度ご相談下さい!
かみつま接骨院 中山
本日の かみつま接骨院は、砂沼マラソン大会の救護班として参加しました‼️
ケガ人もなく無事に終了いたしました❗️
ランナーの皆さんお疲れ様でした✨
本日のテーマは【半月板損傷】です。
半月板とは膝関節に存在する軟骨で内側と外側に分かれています。半月板損傷の大半が内側半月を損傷します。交通事故やスポーツ時に強いストレスがかかってしまった時などに多く起こり、老人の方は加齢的なものから、骨の変形によるものなどの原因があげられます。また、損傷が大きいものではロッキング(膝を動かそうとしても動かない)や、ひっかかる感じがするもの、膝を曲げるたびにクリッ、クリッと音を感じるものもあります。
痛かったり嫌な感じがするなどの症状があった場合はお気軽にご相談下さい!
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【拘縮】についてです。
拘縮とは、骨折など怪我などによって長期の間、患部を固定などして関節を動かせない状態により関節・筋・腱・靭帯等が硬くなり動きが悪い、また痛くて動かせない状態です。動きを改善させるには硬くなった部分(関節・筋・腱・靭帯等)を動かすこと(いわゆるリハビリ)が必要になります。
骨折後の固定以外にも、肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)など慢性疾患でも痛みによって長期の間、関節を動かさないと拘縮を起こす事がありますので、痛みや動きが悪いと感じる時は一度ご相談下さい!
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【TFCC損傷】手首の痛みです。
TFCCとは日本語で三角線維軟骨複合体と言われます。
TFCCは手首の小指側にあり、役割りとしては、手関節の安定性と手関節に伝わる衝撃を緩和するクッションのような役割をしています。手首が捻りを過度に強制されたり、転倒などで手を突いた時などの外傷によるものと慢性的な使いすぎによるものや、加齢に伴う退行性変性を基盤に発症する非外傷性のものがあります。症状としては手首の小指側に疼痛、腫脹が生じ前腕の捻り動作によって痛みが増悪します。
違和感、痛みがありましたら一度ご相談下さい!
かみつま接骨院 中山
9月10月と下條整形外科は、キャンプ学習の準備のため、カンファレンスがありませんでした。
11月 かみつま接骨院は、久々に下條整形外科にお邪魔させて頂き、スポーツ障害 解決の4大要素についての講義を受けてきました‼️
下條先生から貴重なお話しを沢山教えて頂きました‼️
ありがとうございます😊
本日のテーマは【アキレス腱滑液包炎】です。
アキレス腱部の滑液包に長時間の歩行運動による摩擦や圧迫刺激などが原因で炎症を起こしたものをアキレス腱滑液包炎と言います。滑液包とは、運動時に腱と骨とで起きる摩擦を軽減するために存在する袋状のクッションのようなものです。
症状としては、アキレス腱の付着部(かかとの部分)を押した時の痛みや歩行時の痛みが多く見受けられます。また、靴が自分の足に合っていないと症状の悪化を招くこともあり、症状が強い場合まれにアキレス腱付着部に腫瘤物(コブのようなもの)ができる場合があります。 このような症状が出て来た場合、 無理に負担をかけるような運動等は避けましょう!
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【フライバーグ病】です。
フライバーグ病とは主に足の第2中足骨頭(足の人差し指の付け根の関節部周辺)におこる骨端症です。(骨端症とは成長期にある骨端線が壊死を起こす病気の総称)
主に10歳代の女性に好発し、レントゲン撮影下で中足骨骨頭部の骨軟骨片が壊死して圧潰(つぶされた)された状態が確認できます。
原因は、指の付け根が上向きにそる(つま先立ちの状態)ことにより過度なストレスがかかり発生することが多いと言われています。怪我に続発する場合もありますが、原因が分からない場合でも発症することがあるので注意が必要です。
症状としては足の人差し指の付け根周辺に痛みを訴え、運動を行うことで痛みが悪化します。特に足前方に体重をかける動作で痛みを感じることが多く見られます。
処置として、発症初期ではテーピング固定等を行い足趾の運動を制限し、保存的に骨軟骨片の骨の再癒合を図ります。骨軟骨片の損傷が大きい場合は手術の適応になることもあるのでその場合は専門医に託します。
バレエなど競技特性によって発生しやすい場合もあるので、気になる症状がある場合はご相談下さい!
かみつま接骨院 中山