【鵞足炎】

2019.02.23 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【鵞足炎】です。

鵞足とは太ももの後面にある筋肉の事で縫工筋、薄筋、半腱様筋という筋肉が脛骨(足のスネの部分の骨)の膝関節の内側部分に放射状に付着する部分をいいます。この鵞足部にスポーツ活動などで急に方向転換時の動作を繰り返し行うことによりストレスが加わったり周辺の組織との摩擦が原因で炎症が起きたものを鵞足炎と言います。

症状としては、鵞足部に疼痛、軽度の腫脹や引っかかり感などが生じます。施術としては、症状を認めた場合はアイシングやストレッチなどケアをします。
症状が軽快してもすぐに運動を再開するとするので
しっかりと施術をしていく事が大切です。
かみつま接骨院 中山

【有痛性三角骨障害】

2019.02.14 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【有痛性三角骨障害】です。

まず三角骨とは、足関節の外くるぶしのやや後方にできる過剰骨(通常ではそこにない骨)の事で、この骨が足関節を底屈(足首を下げる)すると踵骨(かかとの骨)と脛骨(すねの骨)の間に挟まれて痛みが出現します。これを有痛性三角骨障害と言います。

原因として、足関節の外傷(捻挫など)を契機として発生することが多いとされています。また損傷部位の固定が不十分な状態での運動の開始や、サッカーなどで軽微な負担が連続的に足にかかるスポーツなどで発生することもあります。

痛みの発生場所から骨折や靭帯損傷との鑑別が必要になり、症状が重度になってくると足首の動きが悪くなったり、激しい痛みが出現することもあります。

こうした症状が出ないように足首を捻挫した場合にはしっかりと固定をして局部の安静をはかり、特にスポーツ選手などは運動後にアイシング等のメンテナンスを欠かさないようにすることが必要です。もし上記の場所に痛みが出現した場合は早めに専門医に診てもらいましょう。そのまま放置してしまうと症状が慢性化し、痛みが悪化することがありますので注意が必要です。

かみつま接骨院 中山

【小児の骨折】

2019.02.05 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【小児の骨折】です。

小児の骨は成人の骨に比べ骨を覆っている膜が厚く柔らかいということが特徴です。
これにより骨折時は大きな変形を起こすことが少なく
さらに元の形に再構築する能力が高いといわれています。
子供のころ骨折したことがある方は怪我をした部位を改めて見ても分かりにくいかと思います。それだけ骨を元通りにする能力が優れているということです。一方、小児の骨は自ら元通りになる能力が優れている反面、骨の過成長(損傷前より骨が長くなる)を起こすこともあります。

骨折した際はその可能性が高いため、元の位置に整復してあげる事が大切です。整復不全によって骨の成長障害が現れたり、変形による神経症状(痺れや痛み)が出現することもあります。小児に限らず、いかに骨折部を元通りに整復するかが大切です。治療を進めていく上では保存的な治療が原則となりますが、将来的に過度の変形が考えられる場合は観血的療法(手術)となることもあります。

お子さんは怪我をしていても元気いっぱいです。治療や固定を嫌がり通院が面倒になることがありますが将来に関わることでもあります。しっかりとした治療を心がけてあげて下さい!

かみつま接骨院 中山

【ウィンタースポーツ外傷】

2019.01.28 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【ウィンタースポーツ外傷】です。

ウィンタースポーツ、特にスキー、スノボードで比較的多い外傷を説明します。
スキー外傷というと以前はまず骨折といわれてましたが最近はビィンディングが改善され捻挫が多くなり、特に膝関節の損傷が多く診られます。転倒したときに膝関節に大きなモーメントが掛り内側靭帯や十字靭帯、膝半月板を傷めます。
転倒後に膝関節がガクガクしたり、膝の内側に痛みや違和感があるときは損傷の可能性が大です。また足首の関節や転倒時ストックに親指が引っ掛かり親指の付け根を傷めることもあります。
また、骨折ではスネの骨や、太ももの骨、脱臼では肩関節と肘の関節がよく怪我をする個所です。
一方スノーボードは明らかにスキーより外傷罹患率が高くなっています。特に手首の骨を折ったり、肩の骨を折ったり、顔面の打撲や首の怪我、あるいはジャンプの着地の際の頭部損傷等比較的上半身に多く、直接的な打撃による怪我が多いのが特徴です。勿論、膝や足首など下半身の怪我もありますので十分な注意が必要です。

かみつま接骨院 中山

インフルエンザ対策に酸素カプセル‼️

2019.01.23 | Category: 今日の健康情報

今年もインフルエンザが凄く流行ってます!
疲れや寝不足によって免疫力の低下を引き起こします。
インフルエンザや風邪にならないためにも酸素カプセルを利用して免疫力を強化し、インフルエンザ ウイルスに負けない身体をつくりましょう!

かみつま接骨院のハードタイプ メディカルO2をご利用ください!
お待ちしてます😃

【骨化性筋炎】

2019.01.14 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【骨化性筋炎】です。

骨化性筋炎とは、打撲などの筋挫傷後に起こりやすい合併症のことで、筋や関節、靭帯などに起こる異常骨化のことをいいます。

打撲後の治療開始の遅れなどが原因で発症しやすく、患部の損傷が強ければ強いほど、また繰り返しの外力が原因で発症しやすくなります。

症状として、関節が曲がらない、運動時の痛み、腫脹などが主な症状で、レントゲン検査で患部に骨化像を認めます。

治療法としては患部の安静を第一とし、温熱療法を中心に治療を行います。炎症期後は痛みの生じない範囲で可動域訓練を行い、運動制限を除去していきます。

筋挫傷受傷時の初期処置で適切な治療が行われなければ上記のような症状が出現することがあります。打撲だと侮らずに、しっかりと治療を受けるようにしましょう。

かみつま接骨院 中山

明けましておめでとうございます㊗️

2019.01.10 | Category: 挨拶

お正月明けは、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
毎年恒例の正月太り解消を目指すため、かみつま接骨院で酸素カプセルに挑戦いたしませんか?

食事制限は大変辛いと思います…💦
運動も手軽に行いながら、酸素カプセルでダイエットしましょう✨

お気軽にお問い合わせ下さい‼️
正月太りを一緒に脱出しましょう❗️
お待ちしております😊

【上腕二頭筋腱損傷】

2019.01.07 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【上腕二頭筋腱損傷】です。

上腕二頭筋の腱は上腕骨(腕の骨)にある骨のトンネル内を走行している為、その部分で摩擦が生じ炎症や断裂などが起きやすいと言われています。

①腱の断裂
 スポーツ中や重い物を持ち上げた際に腱が断裂してしまうことがあります。上腕二頭筋(力コブの筋肉)が縮もうとする力に対して外力により無理に筋が伸ばされた際に多く発生します。

 断裂が生じた際には断裂音とともに肩関節の前方に痛みが出現します。腱が切れてしまうと張力を失った上腕二頭筋(力コブの筋肉)が下方に下がってしまい、まるでポパイの様に筋肉が盛り上がって見えてしまうのが特徴です。
痛み自体は2~3週間で軽快することが多いです。また、腱が完全に切れずに部分的に切れていることもあるので注意が必要です。
断裂に伴い、肘を曲げる力、腕を外側にまわす力などの力が入りにくくなってしまいます。
 
②腱鞘炎
腕のオーバーワークにより負荷がかかり痛みが出現することがあります。腱自体あるいはその周囲を取り巻く腱の鞘(さや)の炎症によって肩関節の前方に痛みが出てきます。肩を上げるような動作や、抵抗をかけて肘を曲げたりする動作で痛みが出現するのが特徴となります。

肩関節周辺の痛みには様々な原因があり、鑑別し適切に治療を行うことが重要です。 痛みを感じた場合は無理をせず、一度ご相談ください!

かみつま接骨院 中山

【アキレス腱炎】

2019.01.03 | Category: 今日の健康情報

明けましておめでとうございます。
今年も、かみつま接骨院を宜しくお願い致します!

さっそくですが本日のテーマは【アキレス腱炎】です。

アキレス腱の障害には一瞬の外力で傷めるものや、少しずつ反復外力が加わって傷めるものがあります。強い外力が加わって傷めると断裂や部分断裂などを起こします。反復して傷めるものには腱鞘炎などがあります。一般的には後者が多く、症状は歩行痛や圧痛、腫れが出たり、時には腱の肥厚(炎症のために腱が太くなること)を起こしたり足首を動かすとギスギス音が触れる場合もあります。ウォーキングやジョギングなど強くやりすぎたり、長く歩き過ぎたりすることが原因です。安静にして患部の炎症を引かせることが大切です。一方、断裂の場合は患部に凹部が触れ、歩行時に力が入りませんのですぐわかります。治療法は手術療法と手術をしないで治す保存療法があります。
一番の予防はしっかりとしたケアと柔軟性です!
アキレス腱の違和感がある方はぜひご相談ください。

かみつま接骨院 中山

【種子骨痛】(しゅしこつつう)

2018.12.24 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【種子骨痛】(しゅしこつつう)です。

まず種子骨という骨について説明すると、手、足、膝関節を構成する腱の内部にある小さな骨で筋肉や腱の機能を高め骨を保護する役割をしています。
人体の中で最も大きい種子骨は膝蓋骨(膝のお皿の骨)で、種子骨痛が起こりやすい部位は足部親指の付け根の関節・足底(足の裏)の部分です。原因はランニングや跳躍などで種子骨に繰り返し小さな外力が加わることにより炎症が起こり疼痛が徐々に出現します。

治療及び防止としては、種子骨の下にパッド、足底挿板などを入れることが有効です。注意点は悪化すると骨折などを引き起こす危険がある為、痛みを発症したら無理をせずに、一度ご相談ください!

かみつま接骨院 中山