Blog記事一覧 > 2018 10月の記事一覧
本日のテーマは【モートン病】です。
モートン病とは、通常足の第3,4趾間(中指、薬指間)に発症する絞扼性(締めつけ)の神経障害です。
症状は3,4趾間に痛みが生じ、ときには指先にまで痛みやシビレが放散します。きつい靴などを履くと痛みが強く生じ、裸足になると痛みが消失する場合があります。
原因としては幅が狭い靴を履くことで発症するケースが多いと言われています。
施術法は下腿のストレッチや骨を圧迫しないように幅の広い靴を履いたり足底板などを使用する事もあります。また、症状が軽快しても再発することが多いため注意が必要な疾患です。
初期症状では痛みはあまり強くなく、徐々に強くなってくる場合があるので症状を感じたら早めにご相談下さい!
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【ド・ケルバン病】です。
ド・ケルバン病とは親指の腱に起こる狭窄性腱鞘炎です。
その名のとおり、腱の通過するところが様々な原因により狭窄される為に起こる腱鞘炎の事で
手をよく使う女性の方に好発するとされています。
大体の原因が手を使用することによって起こる腱と腱鞘の摩擦が原因とされています。
その摩擦が繰り返される事により炎症が起き、痛みや腫れ熱感などの症状が出てきます。
悪化してくると腫れによって狭窄された場所を腱が通過するので、親指を握り込むだけでも腱が引っ張られ痛みの症状が出ます。
症状の出る場所としては、手首の親指側の出っ張り部分です。この周囲に異常を感じたら早めに処置をした方が良いので、気になる点がありましたらご相談下さい。
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【顎関節症】(あごの関節に出る痛み)です。
顎関節症とは顎関節の構成組織に起こる痛みのことで、その種類は、物を噛むときに働く筋肉からくる痛みや靭帯からくる痛み、関節円板という軟骨成分などからくる痛みが主です。
発生要因として過度の口の開閉運動や無理に硬い物を噛んだ時などに好発します。他には入れ歯や差し歯の様な充填物の不適合によっても痛みが出たりします。
症状は、口の開閉時の痛みや開口制限、関節運動時の異常音などがあげられます。
状態が悪化してくるとあくびをする時も痛みが出たり、食事をしている時でも痛みが出ることもあります。さらには開口した際、関節周囲の軟部組織がひっかかり一時だけ閉口不能になる場合もあります。ひっかかりがすぐ消失することもありますが、そのまま放っておくとなかなか戻らなくなる可能性もありますので、一度ご相談下さい!
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【肋骨骨折】です。
肋骨は外部の衝撃から、心臓や肺、他の臓器などを守る役割がある大切な骨で、左右で12対あります。
その他(一番下)の2対は浮遊肋(ふゆうろく)といい胸郭にはあまり関与しません。
激しい衝撃を受けた時などで骨折したりしますが、ゴルフのスイング時や、ひどい時には咳をしただけで折れてしまう人もいます。
処置としては、基本的にバンドを巻く、テーピング、安静などです。施術に関しては患部の自然治癒力を高めてくれる温熱療法などがあります。
もし、胸部の痛み、呼吸をするだけで胸が痛い、身体を捻る時痛い、などがある時は、一度ご相談下さい!
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【ばね指】です。
人の身体には関節を動かす為にそれぞれ腱(けん)があり、その腱によって関節の曲げ伸ばしが出来るような仕組みになっています。そして腱はさらに鞘(しょう)という組織に保護され、指の曲げ伸ばしの際に腱はその鞘の中を行ったり来たりすることになります。さらに指の使い過ぎにより腱の往来が激しいと部分的に肥厚といってコブのような組織ができてしまい、指の曲げ伸ばしのときにこのコブが引っ掛かりを生じて関節が「カクン」という症状を起こします。これがばね指といわれる由来です。 症状のひどい例では曲げることは出来ても伸ばすのに他方の手を使わないと伸びないという症例もあります。こうならないためには指の曲げ伸ばしの際に異常を感じたら、なるべく早いうちに施術を受けていただくことをオススメします。施術法としては保存療法と観血療法(手術)がありますが時間はかかりますが保存療法で対応できます。しかしより強い症状の場合は腱鞘の一部を切離するという手術をする事もありますのでしっかりと施術して治しましょう!
かみつま接骨院 中山
本日のテーマは【へバーデン結節】です。
ヘバーデン結節とは、手の第一関節(指先の関節)の加齢による変化による肥大・変形で中年以降の女性に多く発生します。変形が始まってくると、第一関節に腫れや痛み、変形が出現し関節の背側(手の甲側)が隆起突出してきます。急性期のものだと、この症状に発赤などが起こってくることもあり、痛み・発赤が強い場合には施術が必要になります。しかし、起きた変形すべてにこの症状が出現するのではなく、痛みが軽度で済む場合もあります。ここの関節が変形してくると、リウマチを心配される方がおられますが、リウマチでは、第二関節(指先から2つ目の関節)に出てくることが主で第一関節が侵されることは少ないとされています。
もし、同様な症状が見られる場合はお気軽にご相談下さい!
かみつま接骨院 中山