【ばね指】

2018.10.04 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【ばね指】です。

人の身体には関節を動かす為にそれぞれ腱(けん)があり、その腱によって関節の曲げ伸ばしが出来るような仕組みになっています。そして腱はさらに鞘(しょう)という組織に保護され、指の曲げ伸ばしの際に腱はその鞘の中を行ったり来たりすることになります。さらに指の使い過ぎにより腱の往来が激しいと部分的に肥厚といってコブのような組織ができてしまい、指の曲げ伸ばしのときにこのコブが引っ掛かりを生じて関節が「カクン」という症状を起こします。これがばね指といわれる由来です。 症状のひどい例では曲げることは出来ても伸ばすのに他方の手を使わないと伸びないという症例もあります。こうならないためには指の曲げ伸ばしの際に異常を感じたら、なるべく早いうちに施術を受けていただくことをオススメします。施術法としては保存療法と観血療法(手術)がありますが時間はかかりますが保存療法で対応できます。しかしより強い症状の場合は腱鞘の一部を切離するという手術をする事もありますのでしっかりと施術して治しましょう!

かみつま接骨院 中山