Blog記事一覧 > 2019 1月の記事一覧
本日のテーマは【ウィンタースポーツ外傷】です。
ウィンタースポーツ、特にスキー、スノボードで比較的多い外傷を説明します。
スキー外傷というと以前はまず骨折といわれてましたが最近はビィンディングが改善され捻挫が多くなり、特に膝関節の損傷が多く診られます。転倒したときに膝関節に大きなモーメントが掛り内側靭帯や十字靭帯、膝半月板を傷めます。
転倒後に膝関節がガクガクしたり、膝の内側に痛みや違和感があるときは損傷の可能性が大です。また足首の関節や転倒時ストックに親指が引っ掛かり親指の付け根を傷めることもあります。
また、骨折ではスネの骨や、太ももの骨、脱臼では肩関節と肘の関節がよく怪我をする個所です。
一方スノーボードは明らかにスキーより外傷罹患率が高くなっています。特に手首の骨を折ったり、肩の骨を折ったり、顔面の打撲や首の怪我、あるいはジャンプの着地の際の頭部損傷等比較的上半身に多く、直接的な打撃による怪我が多いのが特徴です。勿論、膝や足首など下半身の怪我もありますので十分な注意が必要です。
かみつま接骨院 中山
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本日のテーマは【骨化性筋炎】です。
骨化性筋炎とは、打撲などの筋挫傷後に起こりやすい合併症のことで、筋や関節、靭帯などに起こる異常骨化のことをいいます。
打撲後の治療開始の遅れなどが原因で発症しやすく、患部の損傷が強ければ強いほど、また繰り返しの外力が原因で発症しやすくなります。
症状として、関節が曲がらない、運動時の痛み、腫脹などが主な症状で、レントゲン検査で患部に骨化像を認めます。
治療法としては患部の安静を第一とし、温熱療法を中心に治療を行います。炎症期後は痛みの生じない範囲で可動域訓練を行い、運動制限を除去していきます。
筋挫傷受傷時の初期処置で適切な治療が行われなければ上記のような症状が出現することがあります。打撲だと侮らずに、しっかりと治療を受けるようにしましょう。
かみつま接骨院 中山
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本日のテーマは【上腕二頭筋腱損傷】です。
上腕二頭筋の腱は上腕骨(腕の骨)にある骨のトンネル内を走行している為、その部分で摩擦が生じ炎症や断裂などが起きやすいと言われています。
①腱の断裂
スポーツ中や重い物を持ち上げた際に腱が断裂してしまうことがあります。上腕二頭筋(力コブの筋肉)が縮もうとする力に対して外力により無理に筋が伸ばされた際に多く発生します。
断裂が生じた際には断裂音とともに肩関節の前方に痛みが出現します。腱が切れてしまうと張力を失った上腕二頭筋(力コブの筋肉)が下方に下がってしまい、まるでポパイの様に筋肉が盛り上がって見えてしまうのが特徴です。
痛み自体は2~3週間で軽快することが多いです。また、腱が完全に切れずに部分的に切れていることもあるので注意が必要です。
断裂に伴い、肘を曲げる力、腕を外側にまわす力などの力が入りにくくなってしまいます。
②腱鞘炎
腕のオーバーワークにより負荷がかかり痛みが出現することがあります。腱自体あるいはその周囲を取り巻く腱の鞘(さや)の炎症によって肩関節の前方に痛みが出てきます。肩を上げるような動作や、抵抗をかけて肘を曲げたりする動作で痛みが出現するのが特徴となります。
肩関節周辺の痛みには様々な原因があり、鑑別し適切に治療を行うことが重要です。 痛みを感じた場合は無理をせず、一度ご相談ください!
かみつま接骨院 中山
明けましておめでとうございます。
今年も、かみつま接骨院を宜しくお願い致します!
さっそくですが本日のテーマは【アキレス腱炎】です。
アキレス腱の障害には一瞬の外力で傷めるものや、少しずつ反復外力が加わって傷めるものがあります。強い外力が加わって傷めると断裂や部分断裂などを起こします。反復して傷めるものには腱鞘炎などがあります。一般的には後者が多く、症状は歩行痛や圧痛、腫れが出たり、時には腱の肥厚(炎症のために腱が太くなること)を起こしたり足首を動かすとギスギス音が触れる場合もあります。ウォーキングやジョギングなど強くやりすぎたり、長く歩き過ぎたりすることが原因です。安静にして患部の炎症を引かせることが大切です。一方、断裂の場合は患部に凹部が触れ、歩行時に力が入りませんのですぐわかります。治療法は手術療法と手術をしないで治す保存療法があります。
一番の予防はしっかりとしたケアと柔軟性です!
アキレス腱の違和感がある方はぜひご相談ください。
かみつま接骨院 中山