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【ウィンタースポーツ外傷】

2019.01.28 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【ウィンタースポーツ外傷】です。

ウィンタースポーツ、特にスキー、スノボードで比較的多い外傷を説明します。
スキー外傷というと以前はまず骨折といわれてましたが最近はビィンディングが改善され捻挫が多くなり、特に膝関節の損傷が多く診られます。転倒したときに膝関節に大きなモーメントが掛り内側靭帯や十字靭帯、膝半月板を傷めます。
転倒後に膝関節がガクガクしたり、膝の内側に痛みや違和感があるときは損傷の可能性が大です。また足首の関節や転倒時ストックに親指が引っ掛かり親指の付け根を傷めることもあります。
また、骨折ではスネの骨や、太ももの骨、脱臼では肩関節と肘の関節がよく怪我をする個所です。
一方スノーボードは明らかにスキーより外傷罹患率が高くなっています。特に手首の骨を折ったり、肩の骨を折ったり、顔面の打撲や首の怪我、あるいはジャンプの着地の際の頭部損傷等比較的上半身に多く、直接的な打撃による怪我が多いのが特徴です。勿論、膝や足首など下半身の怪我もありますので十分な注意が必要です。

かみつま接骨院 中山