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【肘部管症候群】(ちゅうぶかんしょうこうぐん)

2018.11.26 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【肘部管症候群】です。
肘部管症候群とは、肘の後ろ(肘頭の内側)を走る尺骨神経という神経が何らかの影響によって障害(圧迫など)されてしまう疾患です。症状としては薬指、小指、前腕が痺れる、物を摘む時力が入りにくい、ボタンが掛けにくい、などがみられます。

原因は骨折をした後の後遺症(外反肘、内反肘など)、変形性関節症、手の使い過ぎなどが挙げられます。

手指先の感覚が鈍い。手先が痺れて嫌な感じがする。肘を曲げると痺れが出る、又は増強する。など気になる症状がある場合は一度ご相談ください!

かみつま接骨院 中山

【腓骨筋腱炎】下腿外側部痛

2018.11.19 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【腓骨筋腱炎】です。
腓骨筋とはふくらはぎの一番外側にある筋肉で、腓骨筋腱とは外くるぶしの上方から後方を通過し足の平に付着します。腓骨筋腱は腱自体が外れないようにする為、外くるぶしの後面にはトンネル(骨に溝が存在)のようなものがあり、そのトンネルを腱が通過しています。

腓骨筋腱炎はランニングや水泳の立ち泳ぎなど足首を使い過ぎると、腓骨筋腱がトンネルと摩擦を起こす原因となります。その摩擦が繰り返し行われる事により、腓骨筋腱自体に炎症が起きて痛みへと繋がります。
外くるぶし周辺に痛みを感じたら練習を中止し、患部を冷やし痛みが落ち着くまで安静にして下さい。使い過ぎ(over use)による痛みなので、患部外のトレーニングなども行い、治していきます!

上記のような症状がある場合は一度ご相談下さい!

かみつま接骨院 中山

【半月板損傷】(膝関節の痛み)

2018.11.15 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【半月板損傷】です。

半月板とは膝関節に存在する軟骨で内側と外側に分かれています。半月板損傷の大半が内側半月を損傷します。交通事故やスポーツ時に強いストレスがかかってしまった時などに多く起こり、老人の方は加齢的なものから、骨の変形によるものなどの原因があげられます。また、損傷が大きいものではロッキング(膝を動かそうとしても動かない)や、ひっかかる感じがするもの、膝を曲げるたびにクリッ、クリッと音を感じるものもあります。

痛かったり嫌な感じがするなどの症状があった場合はお気軽にご相談下さい!

かみつま接骨院 中山

【拘縮】(こうしゅく)

2018.11.12 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【拘縮】についてです。

拘縮とは、骨折など怪我などによって長期の間、患部を固定などして関節を動かせない状態により関節・筋・腱・靭帯等が硬くなり動きが悪い、また痛くて動かせない状態です。動きを改善させるには硬くなった部分(関節・筋・腱・靭帯等)を動かすこと(いわゆるリハビリ)が必要になります。
骨折後の固定以外にも、肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)など慢性疾患でも痛みによって長期の間、関節を動かさないと拘縮を起こす事がありますので、痛みや動きが悪いと感じる時は一度ご相談下さい!

かみつま接骨院 中山

【TFCC損傷】手首の痛み

2018.11.08 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【TFCC損傷】手首の痛みです。
TFCCとは日本語で三角線維軟骨複合体と言われます。

TFCCは手首の小指側にあり、役割りとしては、手関節の安定性と手関節に伝わる衝撃を緩和するクッションのような役割をしています。手首が捻りを過度に強制されたり、転倒などで手を突いた時などの外傷によるものと慢性的な使いすぎによるものや、加齢に伴う退行性変性を基盤に発症する非外傷性のものがあります。症状としては手首の小指側に疼痛、腫脹が生じ前腕の捻り動作によって痛みが増悪します。
違和感、痛みがありましたら一度ご相談下さい!

かみつま接骨院 中山

【アキレス腱滑液包炎】

2018.11.05 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【アキレス腱滑液包炎】です。

アキレス腱部の滑液包に長時間の歩行運動による摩擦や圧迫刺激などが原因で炎症を起こしたものをアキレス腱滑液包炎と言います。滑液包とは、運動時に腱と骨とで起きる摩擦を軽減するために存在する袋状のクッションのようなものです。

症状としては、アキレス腱の付着部(かかとの部分)を押した時の痛みや歩行時の痛みが多く見受けられます。また、靴が自分の足に合っていないと症状の悪化を招くこともあり、症状が強い場合まれにアキレス腱付着部に腫瘤物(コブのようなもの)ができる場合があります。 このような症状が出て来た場合、 無理に負担をかけるような運動等は避けましょう!

かみつま接骨院 中山

【フライバーグ病】

2018.11.01 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【フライバーグ病】です。

フライバーグ病とは主に足の第2中足骨頭(足の人差し指の付け根の関節部周辺)におこる骨端症です。(骨端症とは成長期にある骨端線が壊死を起こす病気の総称)
主に10歳代の女性に好発し、レントゲン撮影下で中足骨骨頭部の骨軟骨片が壊死して圧潰(つぶされた)された状態が確認できます。

原因は、指の付け根が上向きにそる(つま先立ちの状態)ことにより過度なストレスがかかり発生することが多いと言われています。怪我に続発する場合もありますが、原因が分からない場合でも発症することがあるので注意が必要です。

症状としては足の人差し指の付け根周辺に痛みを訴え、運動を行うことで痛みが悪化します。特に足前方に体重をかける動作で痛みを感じることが多く見られます。

処置として、発症初期ではテーピング固定等を行い足趾の運動を制限し、保存的に骨軟骨片の骨の再癒合を図ります。骨軟骨片の損傷が大きい場合は手術の適応になることもあるのでその場合は専門医に託します。

バレエなど競技特性によって発生しやすい場合もあるので、気になる症状がある場合はご相談下さい!

かみつま接骨院 中山

【モートン病】(足趾のしびれ)

2018.10.25 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【モートン病】です。
モートン病とは、通常足の第3,4趾間(中指、薬指間)に発症する絞扼性(締めつけ)の神経障害です。
症状は3,4趾間に痛みが生じ、ときには指先にまで痛みやシビレが放散します。きつい靴などを履くと痛みが強く生じ、裸足になると痛みが消失する場合があります。
原因としては幅が狭い靴を履くことで発症するケースが多いと言われています。
施術法は下腿のストレッチや骨を圧迫しないように幅の広い靴を履いたり足底板などを使用する事もあります。また、症状が軽快しても再発することが多いため注意が必要な疾患です。
初期症状では痛みはあまり強くなく、徐々に強くなってくる場合があるので症状を感じたら早めにご相談下さい!

かみつま接骨院 中山

【ド・ケルバン病】(手首の腱鞘炎)

2018.10.22 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【ド・ケルバン病】です。
ド・ケルバン病とは親指の腱に起こる狭窄性腱鞘炎です。
その名のとおり、腱の通過するところが様々な原因により狭窄される為に起こる腱鞘炎の事で
手をよく使う女性の方に好発するとされています。

大体の原因が手を使用することによって起こる腱と腱鞘の摩擦が原因とされています。
その摩擦が繰り返される事により炎症が起き、痛みや腫れ熱感などの症状が出てきます。
悪化してくると腫れによって狭窄された場所を腱が通過するので、親指を握り込むだけでも腱が引っ張られ痛みの症状が出ます。

症状の出る場所としては、手首の親指側の出っ張り部分です。この周囲に異常を感じたら早めに処置をした方が良いので、気になる点がありましたらご相談下さい。

かみつま接骨院 中山

【顎関節症】(あごの関節に出る痛み)

2018.10.18 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【顎関節症】(あごの関節に出る痛み)です。
顎関節症とは顎関節の構成組織に起こる痛みのことで、その種類は、物を噛むときに働く筋肉からくる痛みや靭帯からくる痛み、関節円板という軟骨成分などからくる痛みが主です。
発生要因として過度の口の開閉運動や無理に硬い物を噛んだ時などに好発します。他には入れ歯や差し歯の様な充填物の不適合によっても痛みが出たりします。

症状は、口の開閉時の痛みや開口制限、関節運動時の異常音などがあげられます。
状態が悪化してくるとあくびをする時も痛みが出たり、食事をしている時でも痛みが出ることもあります。さらには開口した際、関節周囲の軟部組織がひっかかり一時だけ閉口不能になる場合もあります。ひっかかりがすぐ消失することもありますが、そのまま放っておくとなかなか戻らなくなる可能性もありますので、一度ご相談下さい!

かみつま接骨院 中山