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【足根骨癒合症】

2019.04.07 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【足根骨癒合症】です。

足根骨癒合症とはスポーツをしている10歳前後の子どもに見られる疾患で、字のごとく、足の骨がくっついてしまっている状態を言います。ですが完全に骨同士がくっついている訳ではなく、軟骨やほかの組織など、骨とは違ったもので癒合していることがほとんどです。奇形などを伴って出生時より癒合が認められるものや、捻挫など怪我をきっかけに発症するケースがあります。
癒合しやすい場所として、足部の踵骨(かかとの骨)と距骨(踵骨の上に乗っている骨)の癒合が最も多いと言われており、ちょうど内くるぶしの下あたりに痛みを訴えたり、患部が出っ張ってきたりします。

症状はスポーツ後の痛みや違和感といったものが多く、初期症状では強い痛みを訴えることが少ない為、軽い捻挫と誤診されやすいので注意が必要です。症状が進行してくると、運動後に強く痛みが出現したり、日常生活で痛みを伴うようになります。

足根骨癒合症は、最初は強い痛みが出るわけではなく分かりずらい疾患です。 運動後、足首に違和感や疲れ、痛みが出て来た場合このような疾患も考えられることを頭に入れて頂き、早めに受診しましょう!

かみつま接骨院 中山

【肩鎖関節脱臼】

2019.03.26 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【肩鎖骨関節脱臼】です。

肩鎖関節とは鎖骨の外方と肩甲骨をつなぐ関節で体幹と腕(上肢)をつなぐ唯一の関節です。人体の脱臼では肩関節脱臼の次に多い脱臼と言われ、発症は主に転倒して肩をぶつけた際、肩峰(肩の外端部)に外力が加わり負傷することが多いです。

鎖骨の外方は肩鎖靭帯と鳥口鎖骨靭帯という2つの靭帯で関節の安定性を保っており、肩鎖関節脱臼はこの2つの靭帯の損傷具合によって捻挫・亜脱臼・脱臼と診断名が変わります。症状は肩峰部の疼痛と腫脹、肩関節の運動制限がみられ、損傷が強い場合は鎖骨の外端部を元の位置に整復しても手を離すと上方へ再脱臼してしまうピアノキーサインという症状が見られることもあります。その際には手術が適応され、鋼線やスクリューで患部を固定する方法をとります。症状が軽度の場合は保存療法が適応され、固定具で上方から抑えて包帯固定を行う処置があります。

かみつま接骨院 中山

【姿勢について】

2019.03.18 | Category: 今日の健康情報

背中が丸くなってるいわゆる【猫背】です。
もともと背骨には、生理的湾曲というものがあります。首では前方、胸で後方、腰では前方、お尻で後方というように、全体で緩やかなS字のカーブをなしています。そのS字のバランスが崩れることにより、姿勢が悪くなっていくのです。

猫背の原因は、大きく2つに分かれると思います。
1つは、加齢などにより背骨の間にある軟骨(椎間円板)が薄くなっていく場合です。
これは、体を支持している筋肉の減弱により軟骨に負担がかかってしまいます。そのため、軟骨に含まれている水分が少なくなり、もともとある背骨の湾曲バランスが失われてしまうのです。
もう1つは、同じ姿勢が続くことにより筋の緊張が強くなりそのため、筋肉のストレス(牽引力)で湾曲のバランスが失われてしまうものです。これは、仕事環境や日常生活パターン、個人の癖やスポーツ競技によるストレスなど、様々な要因によって起こります。どちらも筋肉が関与している問題です。

筋肉の維持はもちろんですが、筋の柔軟性を高めることも良い姿勢を保つためには必要なことだと思われます。
トレーニングや運動をしながら、ストレッチなどをして筋肉にかかっている負担を少しでも軽くしてあることが、良い姿勢を保つコツです。

かみつま接骨院 中山

【ガングリオン】

2019.03.12 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【ガングリオン】です。

ガングリオンとは、手関節(手首)付近に好発する腫瘍のことです。腫瘍といっても悪性ではなく良性の腫瘍です。形は丸い形をしていて、大きさはエンドウ豆ぐらいの大きさから親指頭ぐらいまでの大きさがあり、硬さは柔らかいものから軟骨ぐらいに硬いものもあります。

その発生原因は、手の使用過多や、何らかの衝撃が加わった際に発生するといわれています。中身は、手関節関節包(関節を包む袋のようなもの)の中の滑液だったり、手関節やその付近の脂肪組織などによるものとされており、半透明でゼリー様の粘液が入っています。症状は、出てくる場所にもよりますが、痛みを伴わないものが多く、あっても軽度なもので多くがこのタイプです。しかし、場所が悪かったりすると、神経や周囲の組織を圧迫し、痛みと共にシビレ、違和感を生じる事もあります。

治療は、保存的療法と外科的療法(手術)とがあり、前者の方は患部に綿花などで圧迫を加えたり、指で押し内容物を散らせ減少させるという方法で柔らかければ減少するのは早く硬いと、柔らかくするかとが優先されるので時間がかかってしまいます。外科的療法の場合は、柔らかければ体表から注射器などで吸引し内容を摘出する事ができますが、硬いものだと、切開して摘出するということになります。保存的、外科的どちらにもメリット、デメリットがありますが、柔らかいものの方が治るまでにかかる時間が短くて済みますので、ガングリオンがあることに気付いたら放っておかず、早いうちに治療を受けることをお薦めします。

かみつま接骨院 中山

【腸脛靭帯炎】

2019.02.28 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【腸脛靭帯炎】です。
腸脛靭帯炎は一般にスポーツ選手のランニング障害として長距離ランナーにみられるoveruse(使い過ぎ)による障害の一つです。男性に多く見られ、またO脚を呈する方の発症例が多くみられます。腸脛靭帯は膝関節外側の支持構成体の一つで、膝関節を屈曲していくと腸脛靭帯と大腿骨外側上果(膝関節の少し上のゴリゴリとした部分)の骨隆起との摩擦が生じる為炎症を引き起こします。

また、ランニング時に下腿(すねの部分)の内旋(内側にねじれること)が生じ、よりいっそうのストレスが同部に働く部位でもあります。 症状としては、ランニング中の膝関節外側の痛みや膝関節外側裂隙(関節の隙間)より10センチくらい上部の圧痛が特徴です。治療法としては部位のアイシング・ストレッチの他理学療、局所の安静と共に患部外のトレーニングなどをします!

上記のような症状がある場合は、お気軽にご相談ください!

かみつま接骨院 中山

【鵞足炎】

2019.02.23 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【鵞足炎】です。

鵞足とは太ももの後面にある筋肉の事で縫工筋、薄筋、半腱様筋という筋肉が脛骨(足のスネの部分の骨)の膝関節の内側部分に放射状に付着する部分をいいます。この鵞足部にスポーツ活動などで急に方向転換時の動作を繰り返し行うことによりストレスが加わったり周辺の組織との摩擦が原因で炎症が起きたものを鵞足炎と言います。

症状としては、鵞足部に疼痛、軽度の腫脹や引っかかり感などが生じます。施術としては、症状を認めた場合はアイシングやストレッチなどケアをします。
症状が軽快してもすぐに運動を再開するとするので
しっかりと施術をしていく事が大切です。
かみつま接骨院 中山

【有痛性三角骨障害】

2019.02.14 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【有痛性三角骨障害】です。

まず三角骨とは、足関節の外くるぶしのやや後方にできる過剰骨(通常ではそこにない骨)の事で、この骨が足関節を底屈(足首を下げる)すると踵骨(かかとの骨)と脛骨(すねの骨)の間に挟まれて痛みが出現します。これを有痛性三角骨障害と言います。

原因として、足関節の外傷(捻挫など)を契機として発生することが多いとされています。また損傷部位の固定が不十分な状態での運動の開始や、サッカーなどで軽微な負担が連続的に足にかかるスポーツなどで発生することもあります。

痛みの発生場所から骨折や靭帯損傷との鑑別が必要になり、症状が重度になってくると足首の動きが悪くなったり、激しい痛みが出現することもあります。

こうした症状が出ないように足首を捻挫した場合にはしっかりと固定をして局部の安静をはかり、特にスポーツ選手などは運動後にアイシング等のメンテナンスを欠かさないようにすることが必要です。もし上記の場所に痛みが出現した場合は早めに専門医に診てもらいましょう。そのまま放置してしまうと症状が慢性化し、痛みが悪化することがありますので注意が必要です。

かみつま接骨院 中山

【小児の骨折】

2019.02.05 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【小児の骨折】です。

小児の骨は成人の骨に比べ骨を覆っている膜が厚く柔らかいということが特徴です。
これにより骨折時は大きな変形を起こすことが少なく
さらに元の形に再構築する能力が高いといわれています。
子供のころ骨折したことがある方は怪我をした部位を改めて見ても分かりにくいかと思います。それだけ骨を元通りにする能力が優れているということです。一方、小児の骨は自ら元通りになる能力が優れている反面、骨の過成長(損傷前より骨が長くなる)を起こすこともあります。

骨折した際はその可能性が高いため、元の位置に整復してあげる事が大切です。整復不全によって骨の成長障害が現れたり、変形による神経症状(痺れや痛み)が出現することもあります。小児に限らず、いかに骨折部を元通りに整復するかが大切です。治療を進めていく上では保存的な治療が原則となりますが、将来的に過度の変形が考えられる場合は観血的療法(手術)となることもあります。

お子さんは怪我をしていても元気いっぱいです。治療や固定を嫌がり通院が面倒になることがありますが将来に関わることでもあります。しっかりとした治療を心がけてあげて下さい!

かみつま接骨院 中山

【ウィンタースポーツ外傷】

2019.01.28 | Category: 今日の健康情報

本日のテーマは【ウィンタースポーツ外傷】です。

ウィンタースポーツ、特にスキー、スノボードで比較的多い外傷を説明します。
スキー外傷というと以前はまず骨折といわれてましたが最近はビィンディングが改善され捻挫が多くなり、特に膝関節の損傷が多く診られます。転倒したときに膝関節に大きなモーメントが掛り内側靭帯や十字靭帯、膝半月板を傷めます。
転倒後に膝関節がガクガクしたり、膝の内側に痛みや違和感があるときは損傷の可能性が大です。また足首の関節や転倒時ストックに親指が引っ掛かり親指の付け根を傷めることもあります。
また、骨折ではスネの骨や、太ももの骨、脱臼では肩関節と肘の関節がよく怪我をする個所です。
一方スノーボードは明らかにスキーより外傷罹患率が高くなっています。特に手首の骨を折ったり、肩の骨を折ったり、顔面の打撲や首の怪我、あるいはジャンプの着地の際の頭部損傷等比較的上半身に多く、直接的な打撃による怪我が多いのが特徴です。勿論、膝や足首など下半身の怪我もありますので十分な注意が必要です。

かみつま接骨院 中山

インフルエンザ対策に酸素カプセル‼️

2019.01.23 | Category: 今日の健康情報

今年もインフルエンザが凄く流行ってます!
疲れや寝不足によって免疫力の低下を引き起こします。
インフルエンザや風邪にならないためにも酸素カプセルを利用して免疫力を強化し、インフルエンザ ウイルスに負けない身体をつくりましょう!

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お待ちしてます😃