Blog記事一覧 > 今日の健康情報 > 高齢者特有の骨折 胸腰椎椎体圧迫骨折

高齢者特有の骨折 胸腰椎椎体圧迫骨折

2020.01.08 | Category: 今日の健康情報

明けましておめでとう御座います!
今年もかみつま接骨院を宜しくお願い致します。

最近は雪混じりの雨などが降り、路面が凍結して転倒してしまう危険が高まる季節となってきました。

それにともない、高齢者の方などでよく聞く骨折…【いつの間にか骨折】といわれる【胸腰椎椎体圧迫骨折】について解説します。

まず圧迫骨折とは、高所からの転落や転倒時に尻もちを着いた際に背骨に圧迫力が働くことにより生じる骨折です。
特に高齢者に多い理由として骨粗鬆症が関係しているといわれています。
また、骨折の形態としては背骨の前方部が最も損傷されやすいとされており、そのため後方部分にある靭帯や脊髄の損傷が発生する可能性の低い骨折とされています。

症状としては痛みにより起立や歩行、前かがみ動作で制限が見られ、受傷部周辺に腰痛のような痛みが出現します。

注意点として、骨粗鬆症の進行した症例では咳やくしゃみなど軽微な外力で発生することも多く、単なる背中の痛みと勘違いされることもあります。そのため受傷時のしっかりとした判断・対応・処置が重要となります。
気になる点などがございましたら、お気軽にご相談下さい!
転倒予防、対策もお話しさせて頂きます!

かみつま接骨院  中山